ビデオルーレットの結果を決めるProvably Fairとは?

Hotaru

暗号カジノ

ハロー!ヤンキーヤンキー!

前回、ビデオルーレットの結果を決めるRNGの仕組みについて解説したけど、カジノのオリジナルゲームに限ってはRNGが使われてないのね。

カジノのオリジナルゲームに使われている技術は、RNGよりもさらに信頼できる「Provably Fair(プロバブリー・フェア)」なんよ。

これを採用しているゲームは透明度1000%
RNGについては第三者機関のチェックがない限り怪しいシステムだったけど、Provably Fairはイカサマが不可能なの。
理由は「プレイヤー自身が結果を検証できる」から!

すごいでしょ!?

ということで今回は、ビデオルーレットをはじめとするカジノのオリジナルゲームの結果を決めているProvably Fairの仕組みについて、詳しく解説しようと思います。

Provably Fairは結果の透明化装置

ゲームプロバイダーのテーブルゲームに採用されているRNGは第三者機関の人間がチェックするよね、でも、クリプト系カジノのオリジナルゲームに採用されているProvably Fairはプレイヤーが自分のゲーム結果を数学的に検証できる仕組みなんよ。

寝言じゃないです。

マジな話です!

Provably Fairは、カジノ側がイカサマしようものなら即バレするレベルの透明性。
クリプト系のカジノなど、透明性を重視するサイトではよく使われている技術なんよ。

Provably Fairは3つの要素で結果を作る

Provably Fair の仕組みはとてもよくできていて、結果を作る時に「3つの鍵(シード)」を混ぜて計算します。

①サーバーシード(Server Seed)

サーバーシードは、運営側がゲーム結果の元として事前に用意する「秘密のデータ(数字の元ネタ)」で、ゲームが始まる前に、このシード値を暗号化した「ハッシュ値」だけが公開されるのね。

「これが今回の結果の元になるデータなんやけど、今はまだ秘密やで!代わりに、この暗号化された箱(ハッシュ値)だけ見せておくから、結果が出た後に中身をチェックしてな!」みたいなイメージ。

ちなみに元のシード値はゲーム後に公開されるのね。
それで、事前に公開されたハッシュ値と一致するかプレイヤー側で確認できるようになってる。
これが一致していれば「不正なし・改ざんなし」の証拠になる。

②クライアントシード(Client Seed)

クライアントシードは、ゲームの結果に影響を与える「もうひとつの鍵」で、プレイヤーはクライアントシードのシード値をいつでも自由に変更することが可能なんよ。

結果を計算するのに必要なクライアントシードをプレイヤーが操作できるってことは、プレイヤー自身が結果作りに参加してるってことなのね。
つまり、カジノ側が勝手にイカサマするのは不可能なんよ。

③ナンス(Nonce)

ナンスは「使用回数」を記録するための連番のこと。
これは、プレイヤーがプレイするたびに「1」ずつ増えていく番号なんよ。

  • 1回目のスピン → ナンス1
  • 2回目のスピン → ナンス2
  • 3回目のスピン → ナンス3

という感じで、同じサーバーシードとクライアントシードの組み合わせであっても、ナンスの値が変われば結果も毎回変わるように設計されてるの。
つまり、ナンスがあることで、プレイヤーがシード値を変更しなくても、ゲームごとに必ず違う結果が作られる仕組みになってるんよ。

結果はどう計算されるか?

Provably Fairのゲーム結果は、これまでに説明した3つの要素「サーバーシード(暗号化された秘密の元データ)」「クライアントシード(プレイヤーが操作できる鍵)」「ナンス(現在のゲーム回数)」を、特殊なハッシュ関数(暗号化技術)に通して計算するの。

計算イメージはこんな感じ↓
ゲーム結果=Hash(サーバーシード+クライアントシード+ナンス)

この計算によって、完全にランダムな「乱数(予測不可能な数字)」が生成されるんよ。

実際の結果の検証方法

ゲーム結果の検証方法はとても簡単!

プレイが終わったら、ゲーム履歴(トランザクション)を確認。
そこには、結果を作るために使われたすべての情報が公開されています。

  • Server Seed(ゲーム前に公開されていたハッシュ値の元データ)
  • Client Seed
  • Nonce
  • Hash Result(このゲームの実際の計算結果)

↑この4つの情報をコピー。

ネットで「Provably Fair Verifier」や「Hash Checker」といった検証ツールを検索します。
この検証ツールに「Server Seed」「Client Seed」「Nonce」の3つを貼り付けて、計算ボタンをクリック。
検証ツールが導き出した「計算上出てくるはずの数字(乱数)」と、ゲーム履歴に記載されていた「実際の計算結果(Hash Result)」が、完全に一致するかを確認します。

一致すれば問題なし。
もし、計算結果が少しでも違ったら、それはイカサマです・・・。

あるわけねぇーけどなw

RNGとProvably Fairの違い

ゲームプロバイダーが採用しているRNGと、クリプトカジノのオリジナルゲームが採用しているProvably Fairの違いをわかりやすく比較しました。

比較項目 RNG Provably Fair
結果の決定方法 PRNGが自動生成 3つのシード+ハッシュ計算
公平性の証明 第三者機関の監査 プレイヤーが自分で検証
不正の防止 業者側の信頼性依存 システム的に改ざん不可
プレイヤーの安心度 高い 最強に高い

以上。

比較してみるとRNGよりProvably Fairの方が公平に感じるよね。
まぁでも、どちらも不正されてないってことが前提だから、基本的に信用してOkだと思う。

私はプロバイダーのゲームもガンガンやるしねw

でもやっぱり第三者機関の人間が怪しいって思う人は、Provably Fairを採用してるカジノのオリジナルゲームの方がいいかも。
ちなみにハウスエッジが低いのもオリジナルゲームの方だから、勝ちやすいっていうメリットもあるんよね。

RNGを採用してるゲームのハウスエッジは3%〜4%ぐらいあるけど、Provably Fairを採用してるゲームは基本1%〜2%だから、そこだけ見てもProvably Fairの方がいいかもね。